ほたるを見るために、長野県辰野町へ。
この町を初めて訪れたのは17年前。
学生の頃、バイトで古民家の実測調査のためだった。
その時にここがほたるの名所だということを知った。
ここのほたるの数は、中部近県で一番多いらしい。
他をあまり知らないので比較はできないが、すばらしいの一言。
飛んでくるほたるを、手のひらに何匹ものせることができる。
ただ最近は携帯で写真を撮ろうとする人が多く、そのフラッシュが気になるが・・・。
そして忘れてはならないのが、居酒屋「やま忠」。
ここでお酒を飲みながら食事をすることは大切な約束事。
辰野に行き始めた頃、ここのおかみさんの双子の息子さんはまだ小学生。
彼らは野球をやっていて、しかもバッテリーを組んでいた。
そんな漫画のような話を聞いていたのだが、なんと彼らは今年28歳になるという。
こっちも歳をとるわけですねえ。
遠方に、昔の自分を知ってくれているなじみの店があるというのは幸せなこと。
まるで親戚の家に行くような、そんな錯覚に陥ってしまう。